FREE、4つのビジネスモデル

販促サービスの提案ネタで前から気になっていた無料経済について、調べたのでメモしておきます。
この本欲しくなりましたw
Amazon.co.jp: フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略: クリス・アンダーソン, 小林弘人, 高橋則明: 本


FREE1: Direct cross-subsidy(直接的内部相互補助モデル);

	同一消費者に有料商品と無料商品を組み合わせて提供、無料分のロスを有料分で回収する


etc.
同時的モデル => 複数購入したら1個無料
時系列モデル => {
    事前インセンティブ・タイプ => 初回無料で継続的なリピートを期待
    事後インセンティブ・タイプ => 累積購入金額が一定金額たまったら無料特典をつける離反抑止を期待
}

ex. 名古屋のモーニング

FREE2: Ad-supported(広告モデル);

	消費者には商品を無料で提供、第三者の広告主がレベニューを支払う


etc. 古くはラジオ局、続いてテレビ局が導入したモデルで、戦前に確立されたモデル


FREE3: "Freemium"(フリー&プレミアム・モデル);

	無料(または廉価)商品で集客しかつ他社参入を防ぎつつ、有料(または高付加価値)商品で収益を得る


etc. 国内でも主要なWEBサービス(mixi, はてな)の多くがFreemiumモデルを採用


FREE4: Gift economy(贈与経済モデル);

	寄付やボランティアによって成立する、金銭的インセンティブに基づくものではない


ex. ウィキペディア



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:Source
The Long Tail - Wired Blogs

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